
朝食のメニューは、季節問わず3パターンで乗り切っている我が家。ツナコーントーストか納豆ご飯、もしくは寒い日の卵うどんのどれかが食卓に並びます。
夕飯に比べるとだいぶ慌ただしい中での調理なうえに、起き抜けの家族が無理せず食べられるものをと考えると、なかなかレパートリーが増えません。
そんな私にとって、動画コンテンツ『しあわせな朝食ダイアリー』は、朝食作りのヒントがもらえる心強い番組。

いくつもあるお気に入りのなかから、今回はサンドイッチ店オーナーの山口結(やまぐちゆい)さんの回をご紹介します。
食事に対する真剣な眼差しはありつつ肩の力を抜いてキッチンに立つ山口さん。献立から愛用している道具まで、真似してみたいポイントをたくさん見つけられました。
-- お店の営業日 --
保温ポットが活躍
あたたかいまま食べたい、鶏とネギの煮物
朝6時。サクッと準備を済ませてお店へ

お店の開店時間は朝7時。毎日4時半頃に起きて、最低限の準備を済ませたら家を出ます。
朝食を作る余裕がない日は、夕飯の残り物に頼るときも。
山口さん:
「大体6時頃にお店に着いて、1時間くらいで開店準備をします。今日は前日に作った手羽元とネギの煮物を温めて持って行こうかな」

そう話しながら冷蔵庫から出したステンレスの保存容器をそのまま直火にかける山口さん。
愛用している道具のひとつである『仔犬印の給食缶ミニ』は、冷蔵庫での保存も直火での再加熱も、さらには蓋付きなので持ち運びまでできちゃう便利アイテム。密閉できるので、汁物をつくるのにも最適です。
山口さん:
「見た目もかわいいですよね。
やっぱりあたたかいものが食べられると嬉しいので、保温ポットに入れてお店に持って行きます」
▲保温ポットは象印のもの。

営業前にコーヒーでスイッチオン

到着したら、ドアを開けてまずは換気を。冷蔵庫の整理などテキパキと動きながら合間でコーヒーを淹れます。
作業をしながら飲めるように、カップは蓋付きを選んで。

山口さんの営むお店は、下北沢にある『SANDWICH CLUB』。最近では海外のお客さんも増えてきました。
山口さん:
「注文をもらってから作り始めるので、結構お待たせしちゃうことが多くて。
なので出勤前に寄ってパッと買うというより、休みだから時間があって朝活したい、リモートで勤務スタイルが自由というような方が多い気がします」

7時のオープンと同時にお客さんがやってくるため、朝食を食べるタイミングを逃してしまうこともあるのだそう。お客さんの波が落ち着いた頃に、レジの隣でいただきます。

働く日の自分にちょうどいい分量で、あたたかいものを食べる。
効率を重視しつつ、大切にしたいポイントをしっかり押さえた忙しい日の朝食でした。

ある日の朝食メニュー
・手羽元とネギの煮物
・焼き菓子
・コーヒー
-- 休日 --
やっぱりお米が食べたい。
シンプルな食材をそのまま味わう
普段の日をラクにする仕込み作業

毎週木曜日はお店の定休日。山口さんにとって貴重なお休みですが、変わらず早起きをする流れが身についているようです。
山口さん:
「普段は5時前に起きているので、いつもの時間に自然と目が覚めちゃうんですよね。
起き始めるのはさすがにそれよりはゆっくりだけど、子どものときから休みの日の方が早く起きれたりするじゃないですか。それがずっと続いている感じです」
掃除、洗濯、趣味のランニング、事務作業を終えたら本格的な休日のスタート。いつもは時間が取れない朝食作りのためにキッチンに立ちます。


山口さん:
「あまり気にしているわけではないけれど、仕事でパンを扱っているからたまにお米を食べた方がいいかなって。
味噌汁は煮干しで出汁を取るのが定番です。多めに作って保存しておけば忙しい日も具を入れて味噌を溶くだけで完成するので、休みのうちにまとめて仕込んでおきます」
お米を炊く鍋と、味噌汁用の片手鍋をコンロに並んで火にかけたら、ここでコーヒータイム。

自分のリズムを最優先に。時間に追われることなく過ごせる休日の特権を満喫する様子を眺めていると、こちらまで気持ちがほぐれてきました。
吸水したら冷蔵庫へ。「洗い米」をストック

山口さん:
「お米は、土井善晴さんの『洗い米』に助けられています。
吸水させたら冷蔵庫で数日持つので便利だなと思って。仕事から帰って一からやろうと思うと面倒だけど、水を入れて炊くだけだからハードルが下がりますよね」
▲RIESSのミルクパン(スモールサイズ)を愛用中
一人分のお味噌汁を作るのに一役買っているのが、小ぶりなサイズのミルクパン。カラーリングがかわいいホーローの調理道具は、お店でもサイズ違いを使っています。
他にも、赤や黄色などカラフルな小物が散りばめられているところも山口さんのキッチンの魅力です。
休日も作りたくなる、しらすのオムレツ

山口さん:
「お店でもオムレツのサンドイッチが人気なので、仕事のときも休日も、ずっとオムレツを作っています。卵が好きなんです」
味付けは塩だけ。ふんわり焼き上がったオムレツに、たっぷりしらすをかけるのが山口さん流です。
山口さん:
「最初はオムレツのなかに入れて作ってみたりもしたけれど、かけるのが一番美味しいなって気付いて。
味噌汁の具は、新玉ねぎにしました。加熱しすぎないように、水にさらしたらお味噌を溶いたあとに入れるようにしています」


ある休日の朝食メニュー
・しらすのオムレツ
・新玉ねぎの味噌汁
・白ごはん
潔くシンプルな手順で食材のおいしさを引き出す、山口さんの朝食風景をお届けしました。
さっそく我が家でもしらすトッピングのオムレツを出してみたところ、子どもたちの目にも新鮮に映ったようで、味も好評。家族にも私にも、嬉しい朝が訪れました。
馴染みの定番メニューもいいけれど、新しい風を吹かせてくれる新メニューも時折試してみたい。
これからもいろいろな人の朝食からヒントをもらいたいと思います。
山口さんの朝食の動画はこちらから。ぜひご覧ください。
※この記事は2023年6月に取材した動画を元に制作しております。現在の暮らしとは異なる部分がある可能性がございます。
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山口結
東京・下北沢にサンドイッチ店「SANDWICH CLUB」を構え、製造から販売までをひとりで手掛けている。Instagram:@sandwichclub_
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